無電源で通信等が出来る製品に以前から興味があり!『EnOcean編』

EnOcean(エンオーシャン)技術の特長はバッテリーレス無線発信技術にあり欧米では300社以上の企業がEnOcean社の技術を採用して650種類以上の製品を市場で販売している。主な応用製品はビルオートメーションで用いられる照明スイッチ、空調制御機器であるが窓の開閉検知、動体センサー、あるいはファクトリーオートメーション用のフットスイッチ、押しボタン、プルスイッチ、その他多岐に渡る。従来の無線スイッチに対して内蔵バッテリーが不要な技術なので応用可能な製品が飛躍的に拡大した。(Wikipediaから抜粋)

無電源で通信が出来る技術に惹かれ、かなり以前から展示会等ではその技術に着目して様々な企業・大学さんと情報交換をしてきた。EnOceanに関しては京都にあるNISSHA株式会社の展示会ブースにて出会い、その後営業さんのご厚意において無電源スイッチ全商品を無償で提供して頂き、弊社の展示会出展時に様々な提案を世の中にさせて頂いた。https://www.nissha.com/

展示会に出展していてよく言われるのが製品単価である。いくら良いと思って頂いた製品でも単価が高いと一言”ものは良いけど高すぎるね!”いつもいつも聞く言葉。でもそれで引き下がっていたら新しい道が拓けない。製品単価が下げられないのであれば?お客様に納得いただく製品(サービス)を考えて提供するしかないと思っている。

いかにお客様に寄り添った製品開発が出来るかどうか・・。

ハル・エンジニアリング株式会社の展示会出展において、これまで製品を出展したことは極稀である。我々はあくまでも自分たちが思い描いたものを試作品として作り出展しているのだ。なぜなら、競合が真似できない市場を探したり、環境分析、生活者理解などを独自に行う力もなく、ましてや売れる仕掛けを考える力も乏しい。

ただ、ものづくりの力だけはある。そこが強みだ。

試作品を作り上げ、”自分たちはこういうものを考えついて作ってみました。皆様いかがでしょうか?”と世に問う。本当にありがたい様々な意見を皆様から伺う事が出来、より完成度の高いものへと進む場合もあれば、完全に軌道修正を余儀なくされる場合もある。そしてどのような結果になろうと、けしてものづくりへの意欲を失いことは無く、更に我々は前進する。

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創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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