これからの時代AndroidOSを搭載した機器が世の中を席巻するかもね・・2009年の事。
AndroidOSなるものを搭載したスマホが世の中に1機種だけ登場し、iOS搭載のiPhoneのライバルとして今後どうなっていくのだろうか?と思いながらも、AndroidOSの方に着目したのは、iOS版に関してはアプリケーションしか作れない状況にあったからです。
弊社は組込み系ソフトウェア開発を売りとしている企業です。専用機器を使って何かものづくりをしたいと考えたわけで、AndroidOSならそれが出来たわけです。
どこぞにAndroid開発プラットフォームなるものを販売している会社は無いかと探していたら、同じ横浜にありました。アイウェーブ・ジャパン株式会社(アイウェーブ・ジャパン株式会社 | Embedded Board Company)という会社です。当時Android開発プラットフォームiW Rainbow-G3なる製品を作って販売していました。
早速営業と一緒にアイウェーブ・ジャパン株式会社さんにお邪魔して、購入の意思と、2010年の展示会に出展したいことをお伝えした。その旨も了承いただき早速購入し開発に取り掛かった。
iW Rainbow-G3に搭載されていたAndroidOSがAndroid2.1(コードネーム「エクレア」)だったので、当時最新のAndroid2.2(コードネーム「フローズンヨーグルト」)を搭載する作業から始めた。後日談として、翌年のET2010組込み総合技術展において、無事に当時最新のAndroidOSをiW Rainbow-G3に搭載し、様々なサービスを皆様に見ていただく事が出来ました。

上記(↑)パンフレットにあるように、Solution1/Solution2の計4テーマを無事作り上げ、かつ、最新のOSバージョンを組み込んだ機器を展示したことで予想以上に評価を受けたと記憶しています。
ついでと言っては何ですが、2010年の展示会で出展した他のソリューションを紹介いたします。
Solution3にあるように、これからの時代は計測機器をスマートフォン(タブレット端末)でリモート制御が当たり前の時代になるだろうと考え、お付き合いのある計測メーカー様から様々な機器をお借りして、実際にリモート制御が出来る事をお伝えいたしました。
※リモート制御を行うには、計測機器側に通信接続機能がある事が大前提です。
(今の時代当たり前になっていますよね?ハルは、はるか昔にその事を予測し実行していました。)
Solution4ではハル・エンジニアリング株式会社はと株式会社スナップの共同プロジェクト、iPadアプリMEMOCALデモ版のご紹介です。現在に至るまで弊社はソフトウェア開発は得意でもアプリケーションの素材作りとかユーザーインターフェースという分野が得意ではありません。スナップさんと組んでものづくりをすることで、BtoBからBtoCまで多くの皆様が満足して使って頂けるアプリケーションを作ることが可能になりました。現在まで多くの共同プロジェクトを実施しており高評価も頂いております。