飄々としている新人君に何か作りたいものは無いかと尋ねたら?

 (※)ARとは、Augmented Realityの略で、「拡張現実」を意味します。 現実の風景に対し、コンピュータで情報を付加または合成して表示する技術を指します。

私『N田君、君何か作りたいものはないの?ある日そう尋ねると、

N田君『私はAR(拡張現実)に興味があります。それを使ったアプリケーションを作ってみたいです。と言った。

私『具体的にどんなアプリを作ってみたいかアイデアはあるの?と尋ねると、その時点は無かったので考えるように指示した。やがて彼は横浜ズーラシア動物園https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/)の紙ベースのパンフレットを使ってアプリを作ってみたいと言ってきた。紙ベースのパンフレットだと文字を読むだけだが、そのパンフレットの動物案内毎にAR読み取りコードを付加したものを作りお客さんに配布する。実際に動物がいるところまで行き、該当動物のパンフレットのAR読み取り部にスマホをかざすと、鳴き声だったり動物の事を詳細に音声で案内してくれるというアプリです。

ネットで調べ、横浜ズーラシア動物園の指定管理者が公益財団法人 横浜市緑の協会だと分かったので、電話で事の趣旨を伝えると、まあ、非協力的な対応だった訳です。駄目だよ!とね。(この反応は想定内!)

じゃあどうする!?となって・・・・でも、すぐに次のターゲットが見つかりました。^^

(このような状況の時のハルに諦めの文字はなく、はいっ次っ!と見つかるまで続けるわけです。)

天下の??新横浜ラーメン博物館https://www.raumen.co.jp/)です。全国有数の美味いラーメン屋を集めたこの博物館が入館者に配るパンフを使い、各店ごとにARコードを付加しものを作り、どこに入店しようか迷ってる客が、印刷物の説明文ではなく、その場で商品(ラーメン)を食べてる動画で見れる、食べている人が食レポを語る。見て聞いて、より現実的に判断出来るというアプリを作る。という事です。

発想は申し分ない。私はN田君に新横浜ラーメン博物館に電話をして事の趣旨を伝えなさいと言った。N田君はすぐに先方に電話を入れ事の趣旨を伝えると、先方から快諾を得て会ってお話を聞いて頂けることになりました。

『おい、N田君、では君一人で新横浜ラーメン博物館へ行ってお話をまとめて来なさい。最低限、実際にラーメン博物館に置いて貰えなくても、展示会で紹介させてもらえるように交渉してください。』

N田君『はい、分かりました。』そう言って彼は一人で出掛けて行った。(凄っ!!)

Mr.飄々新人のN田君は、新横浜ラーメン博物館の課長さんとお話をさせて頂き、見事に展示会で出展させていただく事をご快諾頂きました。尚、パンフレットにスマホをかざしてARコードを読み取った時に流れる動画(音声含む)は新横浜ラーメン博物館が公式に公開されている動画を使用させて頂きました。

とにかくこの時の新横浜ラーメン博物館のご対応には大変に感謝しております。<m(__)m>

(↑)のリーフレットのAR(拡張現実)のアプリケーションがN田君の作ったアプリです。

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創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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