社員から具体的なものづくりの提案があったら即実行!!(期間は1カ月)
私はそうしてきた。社員から具体的に「こういうものが作りたいんです」と提案されたら、「じゃあやろう。ただし期間は1カ月な」こういうやり取りを何人もの社員としてきた。
そして彼ら(彼女ら)はものの見事に満足いくものを作り上げた。(素晴らしい!!)(実に頼もしい、ハルの未来は明るい!!)
会社側としてやってあげられることは、必要な部材の全ての無償提供(必要なものは即購入。場合によっては私自らヨドバシカメラに行ったり、秋葉原に行って調達してくる。)と1カ月という期間。出来るかどうかは本人次第ということ。私は社員がこの自発的な提案で”ものづくり”をする過程で最も重要視していることは、本人が愉しんで”ものづくり”をしているかということ。自分が作りたいと思った”ものづくり”をするわけだから愉しくないわけがない!もし愉しまずに”ものづくり”をしているとしたら?やがて出来る完成品は自分が思い描いたものではなく、そこには達成感も満足感もない。
自分が自ら作りたいと思って作るんでしょう?愉しむしかないじゃん!!(^^)

(↑)Leap Motion(リープモーション)なるものを使った”ものづくり”がしたいと言った社員がいた。私はそれが何ものか?知らなかったが、ワクワク感を感じた。
Leap Motion(リープモーション)とは。
Leap Motion社から販売された手のジェスチャーによってコンピュータを操作ができるデバイスのことです。ジェスチャーによって直観的に操作することが出来る、体感型システムです。1/100mmミリの間隔で動作を認識し、とても正確性のあるデバイスとなっています。Leap Motionは、赤外線LEDに照らされた手や指を2基の赤外線カメラが撮影、画像の解析により3D空間での手や指の位置を割り出す仕組みとなっています。手の指の動きをコンピューターの中で再現したり、宙で書いたサインがコンピューターの中にも書かれるといったことが可能となります。また、モーションキャプチャできるのは両手と指10本で、解析専用のソフトウェアによって行なわれます。手や指の動きは3次元的に捉えることが出来るので、上下左右、前後、ひねりといった動作も十分に捉えることが可能となっています。検知可能な範囲は半径50センチ、中心角110度の空間です。
まあLeap Motionとはざっとこんな感じのものです。
彼の頭のかなにはこのLeap Motionを使ってどういう”ものづくり”をしたいかという構想もすでにあったので、即行動に移せた。(好きなんだね・・ものづくりが・・)

(↑)彼が考えた”ものづくり”はLeap Motionを使って、弊社と株式会社SNAP(https://www.snap.co.jp/)さんが作ったMemoCal、つまりiPad上で動作する手描きのカレンダーの操作を、モーションキャプチャーで取得したデータを用いて制御するというものだった。
発想が何より面白い。また過去の自社コラボ製品を生かした”ものづくり”というところが何より良い!
こういう”ものづくり”は即自社製品というものに繋がるわけではないが、この柔軟な発想を生かし続ける事で、必ずや世の中の人々に使って頂ける製品へ繋がると信じている。
さて、次はどんな提案が飛び出してくることやら・・乞うご期待!!