夏はじまる!第73回湘南ひらつか七夕まつり

地元ひらつかの一大イベント「湘南ひらつか七夕まつり」がいよいよ来週の7.4(金)-7.6(日)まで開催されます。
平塚には、かつて海軍の火薬工場があったこともあり、昭和20年7月の大空襲では大きな被害を受けました。市の中心部の約70%が焼け野原になってしまったそうです。けれど、その後の復興は驚くほど早く、「戦災復興五カ年計画」がひと段落した昭和25年の7月には、『復興まつり』が開催されました。
この時期、ちょうど近くの農家では“野上り”といって、田畑仕事がひと段落する時期にあたっていて、多くの人が街に集まり、にぎわったそうです。
その盛り上がりを見て、「これは毎年続けていこう!」という声が高まり、翌年の昭和26年7月、平塚商工会議所や商店街の人たちが中心となって、仙台の七夕まつりを参考にした「平塚七夕まつり」がはじまりました。
その後、コロナなどでやむを得ず中止になった年もありましたが、今年はいよいよ第73回。長い歴史と想いが詰まったこのお祭り、今年もきっと多くの笑顔に包まれることでしょう。
私事で恐縮ですが、地元のお祭りが開催される時に、自分自身にだけ許していることがあります。
⇒それは、真昼間から飲んだくれることです。
ふだんは昼間っから飲み歩くなんて、あまり良しとしない性格なんですが、この地元のお祭りの時だけは特別。
「飲んじゃえ、平田!」のノリで、屋台よりも飲み屋のほうに吸い寄せられていきます。落ち着かずにウロウロしながら、飲んでは移動、飲んでは笑い、人格をいったんどこかに置いてきます(笑)。
そんな習慣(?)の原点は、今でもよく覚えています。
あれは、息子が生まれた翌年の七夕まつりのこと。
その日も暑くて蒸し蒸ししていて、会場は人でごった返していて、飲み食いどころじゃなかったんです。
結局、妻と二人(息子は私が抱っこ)で電車に乗って茅ヶ崎まで戻り、ルミネ(今はラスカ)のレストラン街で生ビールを注文。
その一杯を一気に飲み干した瞬間っ!!あぁ、生き返った・・・。
それ以来、私はお祭りの日だけは堂々と真昼間から美味しい酒を飲むことに決めました。
あの時のビールは、まさに命の恩人です。
お祭りに参加することは、その地域の歴史に触れたり、地元の人たちとふれあったりする貴重な機会です。
賑やかでエネルギッシュな雰囲気に包まれて、身も心も自然と解放され、新たな出会いや交流が生まれることもあります。
よろしければ、今年もぜひ「湘南ひらつか七夕まつり」へ足を運んでみてください。
ただ…ひとつ残念なお知らせが。
今年もまた、開催日が本来の七夕(7月7日)とはズレているんです。こればかりは毎年ちょっと悔しい気持ちになります(笑)。
しかぁ~~し!!
「湘南ひらつか七夕まつり」の翌日、7月7日は、正真正銘の七夕の日。
令和7年7月7日ということで、なんと「7・7・7」のトリプルセブンがそろう特別な年です。
赤ちゃんからお年寄りまで、みんなで短冊に願いごとを書いて、笹の葉に飾ってみませんか?
ではでは、本日も暑いですが良い一日をお過ごしくださいね。