過去の開発製品のご紹介。『カラーミキサー』
「カラーミキサーって何?昭和レトロなハイテクを振り返る」

いや~今回のネタはちょっと真面目寄り。でもこのままじゃ“技術資料の貼り付けブログ”になっちゃいそうなので、ちょいと柔らかくご紹介を。
出てきたのは・・・
『カラーミキサー』!

なんかおしゃれな名前ですが、中身はしっかりテクノロジー。
水野さんの手描き資料(←いつもこれ)によると、
「赤(R)、緑(G)、青(B)の信号をミックスして、モノクロ用の合成信号として出力する装置です」
とのこと。なるほど~・・って、1981年の話!?(カラーをモノクロだもんね)
納品先はあのDEC(ディジタル・イクイップメント・コーポレーション – Wikipedia)さん!時代ですね。
今どき逆に新鮮かも(笑)
ちなみにこの製品、何台か実際に作った記憶があります。
当時ウチの会社は、ハードもソフトも作る「システムハウス」を名乗ってまして。今でいう“何でもやる系IT企業”ですね。
ふと思い出すのは、水野さんに一度聞いてみたかった疑問。
「システムハウスって、製造メーカーを目指してたんですか?」
結局その質問、タイミング逃して聞けずじまい。でも、あの頃の開発魂だけは今でもしっかり胸の中に残ってます。
〚ちょい愚痴〛
しかしさ…うちみたいなIT企業の“歴史的資料”が全部アナログってどういうこと!?
水野さんの手描きスケッチは宝だけど、そろそろデジタルアーカイブも本気で考えないとね・・・(苦笑)