思い描いたものづくりが出来る企業が未だ見つからず・・「それ、まだ誰も作ってないだけ。」動かなきゃ、始まらない。だってチャンスだから!

頭の中にある構想を何とか形にしたい――。
そう思って、これまで多くの企業に問い合わせを続けてきた。

ところが、返ってくるのはほとんどが
「弊社では対応できません」
「そのような製品は取り扱っておりません」
といった、丁寧な”お断り”の言葉たち。

つまり今のところ、対応できる企業が存在しないというのが現実だ。

でも私は、これをチャンスだと捉えている。

なぜなら、技術的に不可能な話ではないから。
要するに、まだ世の中に存在していないだけの話なのだ。
だったら、それを最初に形にした人間が”勝者”になる。

実際、技術的に可能だという根拠はある。
これまで、技術を持っていそうな企業には何社もメールで問い合わせた。
そのうちの一社が、なんと試作品を送ってきてくれたのだ。

この行動力には、本当に頭が下がる。
そして何より、“試してみたい”と思わせてくれたことに、心から感謝している。

早速そのサンプルを手に取り、弄ってみた。
でも――正直言えば、理想からは程遠かった。

パーツや仕組みは近いのに、どうしてもしっくり来ない。
「そうそう、これこれ!」とはならなかった。
いや、それ以前にそもそものコンセプトが違っていたのだ。

でも、ここで一つ大きな気づきがあった。

――こちらの想いが、きちんと伝わっていなかったのかもしれない。

これまでのメールのやり取りでは、
どうしても言葉が足りなかったのかもしれないし、
感情やニュアンスがうまく伝わっていなかったのかもしれない。

そう。
生の情報のやり取りをすれば、見えてくるものがある。

画面越しでは伝わらない温度感や空気感。
一つの言葉の裏に込められた”本気度”――それは、実際に会って話さなければ伝わらない。

ものづくりを誰かに依頼する上で、私が最も大事にしているのは、
技術力でも価格でもなく、まずは「言葉のやり取り」だ。

技術の前に信頼。
設計の前に共感。

実際、これまでの人生でも、そうして形になってきたアイデアは多い。
その原点にはいつも、人と人との会話があった。

そして今――

実はもう、行く気満々なんだよね。

メールでの返事を待つより、直接話す方が早い。
これは、ずっと昔から変わらない、私のやり方だ。

しかも、今回突撃しようとしているのは、唯一サンプル品を送ってくれたあの企業だ。

(↑ちなみにこの画像を見ただけでは私のやりたいことは見えてきません。微塵も見えてきません。<m(__)m>)
だからこそ余計に、こちらの本気を直接伝えたくなった。
動いてくれたその一歩に、私は応えたいのだ。
ちゃんと向き合ってくれた会社に、こちらも本気の想いでぶつかりに行く。
――これが、礼儀ってもんだろう?(無礼者!って言われるかも・・ボソッ)

相手の懐に、たとえ土足であっても入り込む。
遠慮してたら、面白いことなんて何一つ生まれやしない。

だって、自分が信じてるアイデアなんだ。
誰かが動くのを待つんじゃない。
自分が動く。それだけだ。(熱い熱い・・このクソ暑い時期に・・)

まだ誰も作っていないものを、世に出すために、動きましょう・・。(老体に鞭打って!)

kimamana-jiyujin-1957

創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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