愛すべき娘よ、お誕生日おめでとう!
8月14日は娘の誕生日です。
まだ実家暮らしですが、日々の出来事や成長を間近で見られるのは親としてはありがたいこと。職場ではチーフとして頑張っているようで、頼もしく感じています。
さて、娘の出生時の話を少し。
妻は青森県三沢市の出身で、息子の時と同じく、三沢市の鈴木医院(産婦人科・現在は閉院)で出産しました。私が常時傍にいることが出来なかったこともあり、義父母には本当にお世話になりました。
娘の出産当日(夏休みで運良く三沢に滞在しておりました)、早朝に妻が産気づき、妻の実家から車で病院へ。
到着すると助産婦さんに「こちらでお待ちください」と案内され、空いている病室へ。妻は分娩室の方へ連れて行かれました。
・・・ところが、待てど暮らせど呼びに来ない。
2時間が経過したころ、さすがに不安になって廊下へ出ると、見慣れた後ろ姿のご婦人が。
思わず「お義母さん!」と声をかけると、振り返って一言——
「えっ、あんたどこにいたの? 産まれたよ!」
「えええええええーーーっ!」と大声をあげたのは言うまでもありません。
どうやら私を案内した助産婦さんは、そのまま私の存在を忘れてしまったようです。
さらに妻の病室に行くと、近所に住む妻の親戚や姉妹家族たちが勢ぞろい。つまり、最初に病院に連れてきた私だけが、娘が産まれた瞬間を知らなかったのです。
まあ、元気に産まれてきたから文句はありませんが、こういうことって本当にあるんですね(笑)。
話は少し飛びますが、1974年8月1日〜6日に北海道の千歳原で行われたボーイスカウトの大会に参加した帰り、北海道から青森へは青函連絡船、青森から東京へは特急列車で帰りました。
車窓から見える青森の風景を眺めながら、宮崎在住の仲間たちと「青森か、もう二度と来ることはないな・・・」と話していたものです。
——ところがどっこい!
三沢出身の妻と結婚してからは、ほぼ毎年のように車で行くことに。
人生って、こういう予想外があるから面白いですね。
ちなみに、息子が産まれたのは2月2日。三沢は吹雪の真っただ中で、車移動は不可能。そこで航空券の回数券を買い、毎週末会いに行っていました。雪道、特にアイスバーンは怖くて運転できませんからね。
余談ですが、この2月2日は、50歳で亡くなった私の父と同じ誕生日。ここにも何か運命めいたものを感じました。
まあとにかく、
娘よ、誕生日おめでとう。これからも健康に気を付けて人生を謳歌してくださいね。
(年齢はあえて伏せておきます。^^)