資料は添え物。伝わるのは“動くモノ”
今日は初めての方と打ち合わせ。
資料はしっかり持参——でも、ほぼ見ない。会話中心で進めた。
彼も言っていた。「この時代は情報が溢れている。本当に必要な情報以外は見ない」。
これは完全に同意。私自身、展示会で配られるリーフレットはほとんど読まない。その代わり、会話で核心を掴み, ブースの雰囲気はスマホで記録する。
だから今日も、「文字」より「モノ」で説明した。
言葉で届かないところも、実物や動いているものなら一発で伝わる。営業ツールも同じ。口で語るより、動作するプロトタイプを持ち歩くほうが圧倒的に効果的だ。
さらに言えば、そこに実績が加われば最強。ここを目指すべきだと改めて感じた。
ただし——本当に難しいのは、作ったものを世の中に広めていくこと。
大手企業のように有名どころを起用してCMを打つことなんてできない。ものを作り上げた後に立ちはだかる高いハードルに挑む日が、いつやって来るのだろうか。
「いついつ世の中に広める」といった明確なビジョンを、まだ今は持ち合わせていない。
だからこそ今は、目の前の一歩を確実に積み重ねていくしかないのだ。
相手は異分野の方。だからこそ、忌憚のない意見がもらえたことに感謝。
今後のものづくりの方向性を変えるつもりはない——というより、変える必要はないと確信できた。ぼやけていた部分のいくつかが、今日でより鮮明になったからだ。
一歩ずつ、一歩ずつ前に進もう。
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