資料は添え物。伝わるのは“動くモノ”

今日は初めての方と打ち合わせ。
資料はしっかり持参——でも、ほぼ見ない。会話中心で進めた。

彼も言っていた。「この時代は情報が溢れている。本当に必要な情報以外は見ない」
これは完全に同意。私自身、展示会で配られるリーフレットはほとんど読まない。その代わり、会話で核心を掴み, ブースの雰囲気はスマホで記録する。

だから今日も、「文字」より「モノ」で説明した。
言葉で届かないところも、実物や動いているものなら一発で伝わる。営業ツールも同じ。口で語るより、動作するプロトタイプを持ち歩くほうが圧倒的に効果的だ。
さらに言えば、そこに実績が加われば最強。ここを目指すべきだと改めて感じた。

ただし——本当に難しいのは、作ったものを世の中に広めていくこと。
大手企業のように有名どころを起用してCMを打つことなんてできない。ものを作り上げた後に立ちはだかる高いハードルに挑む日が、いつやって来るのだろうか。
「いついつ世の中に広める」といった明確なビジョンを、まだ今は持ち合わせていない。
だからこそ今は、目の前の一歩を確実に積み重ねていくしかないのだ。

相手は異分野の方。だからこそ、忌憚のない意見がもらえたことに感謝。
今後のものづくりの方向性を変えるつもりはない——というより、変える必要はないと確信できた。ぼやけていた部分のいくつかが、今日でより鮮明になったからだ。

一歩ずつ、一歩ずつ前に進もう。


#挑戦 #ものづくり #プロトタイプ #広める壁 #実績 #異分野対話

kimamana-jiyujin-1957

創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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