私のつたないラフ画像を渡され号泣しながら画像生成するAI・・。あっ、思い出したぞ、著名な漫画家の完成度の低いネーム原稿を渡され泣きながら原稿を仕上げたアシスタントたち。

私がAIに頼んで画像を作ってもらう時、よく言うのが
「ラフ画像を送るから、こんな感じで仕上げてね」というお願い。

AIは素直に「分かりました!すぐに仕上げます!」と答える。
ところが──出来上がった画像は、私の意図とは似ても似つかない…。
結局「違う違う、もう一回!」を何度も繰り返す羽目になる。

まあ、私の拙いラフと日本語で完璧な絵を作れっていうのが、そもそも無理な話なのかもしれない。


そういえば漫画の世界にいた頃の笑い話。
ある超大物漫画家がネーム(下書きのようなもの)を描き、パッとアシスタントに渡して「原稿仕上げとけ!」と命じ、自分は大好きなゴルフへ。

そのネームは、コマ割り程度しか描かれていないザックリ仕様。
渡されたチーフアシスタントは天を仰ぎ叫んだ。

「このネームでどうやって原稿を仕上げろって言うんだぁ~~っ!」

・・・しかし、この敏腕チーフアシスタントは、自身が漫画家大先生になりきり、アシスタントたちを使い、ちゃんと連載雑誌に掲載できるレベルの原稿に仕上げてしまった。
ちなみに「目のペン入れ」だけは、大先生が最後に入れていたとか(笑)

おいAI。
君もこの大先生のチーフアシスタントを見習いなさい。
私のつたないラフ画像でも泣きながら素敵に仕上げる──それが”真のAIアシスタント”だ!

・・・分かりましたか?(無茶言うなよってか?^^)


(↑)本来のネームはこんな感じ。

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創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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