『温故知新』中国の春秋時代の思想家である孔子の言葉。

「古いことを調べると、新しい発見があるよ」って意味なんですが、漢字だけ見てるとピンと来ないんですよね。特に「温」

普通なら「温める」とか「あったかい」って思うでしょ?
でも実は「探る・研究する」って意味もあるんです。いやいや、辞書にそうちゃんと書いておいてくれよ!と思って、会社の広辞苑をめくったら──

おん【温】

① あたたかいこと
② 温度
③ おだやか・やさしい
④ あたためる、復習、大切にする

…とある。
はい残念、⑤で「探る・研究する」って一言あれば、この爺さんもスッと理解できたのになぁ(笑)。

今の自分に重なる「温故知新」

私はいま、社会貢献の”ものづくり”を進めています。
その時に強く意識してるのがまさに「温故知新」。

■ 故きを温ねる

先人たちが作った製品やサービスを徹底的に研究すること。
一見シンプルに見えても奥が深いんです。よくよく見直すと「おっ、ここに成功のヒントがある」とか「ここはまだ課題が残ってるな」とか、必ず気づきがあるんですよね。

■ 新しきを知る

そしてそこから新しい価値を作る。
「もっと使いやすく」「もっと多くの人の役に立つように」…そのためのアプローチを考えるのが私の役目です。

新しいものって、いきなりゼロから出てくるわけじゃない。
過去をよく調べて、ヒントを拾って、そこから新しいものを紡ぎ出す。
それが「温故知新」だと感じています。

”お~~い、広辞苑!爺さんにもわかる説明文を入れてくれ~~っ!”

”ま、まさか、会社にあるのは第三版・・最新の第七版には追記されているとか・・・??”

kimamana-jiyujin-1957

創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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