46歳、なお現役──沖縄のレジェンド砂辺光久、真っ白な灰になるまで。

長年スポンサーとして応援している、沖縄格闘技界のレジェンド、キング・オブ・パンクラシストの砂辺光久選手が、日曜日プロ修斗公式戦に殴り込み見事な完勝を収めた。

46歳。
多くの選手が引退を選ぶ年齢にして、彼はいまも現役にこだわり、
リングの上で、闘い続けている。

今回の闘いでは、Tシャツの胸元に「Fight Together」の文字とともに、
男と男ががっちりと手を握る一枚の写真がプリントされていた。

それは、砂辺さんとお父さんが手を握り合った瞬間の写真。
お父さんが亡くなる、わずか4時間前に撮られたという。

この一枚に込められた”想い”を知ったとき、胸の奥が熱くなった。
このTシャツは、単なる応援グッズではない。
闘うということの意味を、静かに、そして力強く語っている。

そしてそのTシャツの背面には、多くのスポンサーのロゴが並び、
その中に──HaLのロゴも小さく小さく印刷されている。

それでいい。
主役はいつだって、リングに立つ人間だ。
我々はその背中を、静かに、誇りを持って支えるだけだ。

私は勝手ながら、漫画『あしたのジョー』のラストシーンのように、
最後は”真っ白な灰”になるまで闘ってほしいと思っている。
もう闘えない──そう言えるその瞬間まで、己の信念を燃やし続けてほしい。

闘いとは、若さの証ではなく、生き様の証だ。
彼の存在そのものが、支える人たちの誇りであり、そして、生きる勇気をくれる。

砂辺光久、まだ燃えている。

kimamana-jiyujin-1957

創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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