最近の居酒屋さんのお話。デジタル化が進み老人(私)は大変な時代になった。
いまや外食産業の多くが人手不足を理由にデジタル化まっしぐら。
注文はテーブルのタブレット、料理は配膳ロボット、会計はセルフレジ。
”ムムム…ひょっとしてこの店、スタッフいないのでは!?”と思うほどの無人化ぶり^^;
そんな中、先日行ったお店にはもっと驚かされた。
なんと──テーブルにタブレットすらない!
「どうやって注文するんだ?」とキョロキョロしていると、スタッフさんが登場。
「こちらのQRコードをスマホで読み取って、専用アプリからご注文ください」
……おいおい、スマホを忘れた人や持ってない人は、
この店で飲み食いできないってこと!?
実は、そういうことなんです。
しかも悪いことに、その日は電波の入りが最悪。
「そうだ、Wi-Fiがあるはず!」と思ってテーブルの周りを探すと――
そこにはさらなる衝撃の文字が。
「専用アプリをダウンロードするとWi-Fiが使えます」
……いやいや、アプリはもう要らんて!
電波が不安定な中、飲みたい・食べたい一心で
「つながってる今のうちだ!」とばかりに、あれもこれも一気に注文。
もう、気分はまるでサバイバル。
このデジタル化が急速に広まる世の中、
果たしてお年寄りは本当に生きていけるのだろうか?
しかも”お店の専用機器”じゃなくて”自分のスマホ”を使えって……
いやはや、大変な時代になったもんです。
