恒例、小田原城の花見へ
今年も恒例となった小田原城の花見へ。
前日の夜はかなりの雨。これはもう持たないかもしれないな…と思いながらの出発だった。
現地に着いてみると、やはり桜は葉桜になりかけ。
おそらく今週末までは持たないだろう。
まさに“ギリギリセーフ”のタイミングだった。



満開ではない。
けれど、散り際の桜には静かな美しさがある。
花びらが落ち、葉が顔を出し、季節が次へと進んでいる。
そんな時間の流れを感じながら、ゆっくりと眺めることができた。
今回は早めに動いたこともあり、駐車場にも無事に停めることができた。
人もまばらで、落ち着いて花見ができたのは大きかった。
昨年は参拝客で行列ができていたが、今年はすんなりとお参りできた。
こういう日は「運がいい」と言っていいのだろう。
恒例の二宮神社にも立ち寄る。
境内に一歩足を踏み入れると、空気が変わる。
静かで、柔らかく、心がすっと整う。

お願いごとはせず、これまでのお礼と、これからも見守っていただければと伝えてきた。
人には、こういう空間が必要なのだと思う。
ただ何かをするのではなく、ただそこに身を置くだけで整う場所。
そういう時間が、日々を支えているのかもしれない。

(第三者が映りこんでいるのでここはイラストにしました)
その後は一転、城内で開催されている骨董市へ。
清らかな気持ちのまま…とはいかず(笑)
掘り出し物はないかと、つい目が鋭くなる。

とはいえ今回は買い物はせず、あくまで目利きの練習。
モノを見るのではなく、価値を見る。
こういう時間もまた面白い。
静かな場所で心を整えたあと、
人の集まる場所へと戻る。
そこにはまた別の熱がある。
欲もあれば、出会いもある。
整った心でその場に立つと、見えるものが少し変わる。
それもまた、悪くない。
そして最後、城をあとにしようとしたそのとき。
まさかの“お侍さん”に遭遇。

思わず足を止めて一枚。
非日常と日常が交差する、なんとも小田原らしい締めくくりとなった。
人混みにも遭遇せず、
静かに、ゆっくりと桜を楽しむことができた。
満開ではなかったが、
だからこそ出会えた景色があったように思う。
こういう花見も、悪くない。
いや、むしろ、これがいいのかもしれない。
今年も良い花見でした。
楽しみましたぞよ。
追記
そして最後に思った。
やっぱり男はいくつになっても、こういうのが好きだ。

私もお侍になりたい。
