第72回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2025に行ってきました。

毎年、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館ビルで開催される「販促・企業ギフト・マーケティング」の国際見本市に行ってきました。
今進めているプロジェクトで、どうしても”他力本願”で試作したいものがあり(自分で作らんのかぁ~い!)、もしかしたら出展企業の中に協力してくれそうな会社があるかも?──そんな思いで足を運びました。

いくつかの企業さんと話して感じた一番のネックは、「脱炭素」でした。
再生素材を使ってものづくりを考えているのですが、やはり普通の素材よりもひと手間、ふた手間かかる分、コストが跳ね上がるんですよね。
小物になればなるほど、その差がユーザーにガツンと響く。5,000個作っても「ちょっと高いな…」と感じるレベルです。

今回は、自分で手作りした試作品を持参して説明したのですが、どの企業も「技術的にはできるけど…」といった感じで、どうにも腰が重い。(チャレンジャーいないのかぁ~い!)
そこでついに口をついて出たのが、

「仕方ない、自分で3Dプリンターで作るか!」

すると相手の方が笑いながら、

「そんなに作りたいんですか!?」

──そうだよ!そんなに作りたいから神奈川から池袋まで来てるんだよ!
…でも話してみたら、その企業さんも広島から来てたというオチ(笑)
お互い、遠方から情熱で動いてるタイプですね。

今は打ち合わせもリモートでできる時代。
遠方の展示会で出会った人とも、普通にビジネスが成立する。
ほんと、いい時代になりましたね。

ただ、面白いのは「ネタ」って本当にどこに転がっているかわからないということ。
展示会の中ではこれぞ!という突き刺さる発見はなかったけど、池袋駅から会場までの道のりでふと「ん?これ使えるんじゃ?」と閃くことが2〜3個もありました。

(↓のソファーの世界観が好き。今まさに自分が求めている世界観だ。座った瞬間に爆睡だな‥と思いながら通過・・35番出口と駅改札に通じる地下道にて。)


そして帰宅後、生成AIとやり取りしてみたら──
「これ、もしかしていけるかも…!?」という展開に。

まあ、こういう場面には何度も遭遇していて、翌朝見直すと「バツ!」なんてことも日常茶飯事ですが(笑)、それでも昨日も今日も確実に前進しています。

登山で言うなら、6合目を通過して7合目に向かっている感じ。
無理せず山小屋で一泊しながら、でも確実に頂上を目指す。

日々なんだかんだ呟いていますが、今は明確な方向性が見えている。
だからこそ、前進あるのみです。


今朝会社にて作った素材をプリントアウトし検証中!もう少し弄ってみないと分からない・・楽しみ。

kimamana-jiyujin-1957

創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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