OpenSCADを教えて頂いたお陰でこれまで難しいと思っていた3Dモデルが出来るようになりました。
OpenSCADを教えていただいたおかげで、これまで難しいと思っていた3Dモデルが作れるようになりました。
OpenSCADは、スクリプト(コード)を記述して3Dモデルを作る無料のCADソフトウェアです。立方体や球などの幾何学的なプリミティブと、ブーリアン演算などの演算子を組み合わせてモデルを構築し、3Dプリントに適したSTL形式などでエクスポートできます。
先日の展示会で出会ったデジタルハリウッド大学の教授に手ほどきを受けてから使い始めたのですが、これが実に面白い。以前はFusion360でシコシコと図面を引きながら壁にぶつかっていた私も、今ではOpenSCADとChatGPTを組み合わせて、自分の頭の中のイメージを現実の形にできるようになってきました。
スクリプトの細かい部分はChatGPTに書いてもらい、コードを少しずついじりながら図面を仕上げ、STL形式に変換。さらにFusion360で微調整を行えば、かなり自由度の高いものづくりができます。
この三連休もOpenSCADで図面づくり三昧でした。使ってみて感じたのは、「スクリプトで大枠を作り、細部はFusion360で仕上げる」この二段構えが一番効率的だということ。
プログラミング畑で生きてきた人間としてスクリプトに抵抗はないのですが、やはり複雑な3Dモデルを作るには専用のモデリングソフトも欠かせません。それでも、両者を組み合わせることで、今まで”無理だろう”と思っていた造形物が少しずつ形になってきています。
……いや、”なりました”とまでは言えませんがね(笑)。
