恒例の河口湖町「紅葉まつり」へ行ってきました。

猛暑の影響もあってか、富士山方面に足を運んだのは、
今年4月の桜の季節に忍野村へ行って以来。

昔は富士山といえば、キャンプ・温泉・ドライブと頻繁に訪れていたものですが、
今では年に数回──桜と紅葉のシーズン、そして「たまぁ～に美味しい空気を吸いに」行く程度になりました。

今年の「紅葉まつり」は家族全員のスケジュールが合わず、
なんと 最終日の1日前 に滑り込み。

時期的に覚悟はしていましたが、案の定、紅葉ではなくほぼ落葉（笑）。
かろうじて残っている葉っぱも「がんばってます…」という儚い姿。

でもね、
それでも癒されるのが河口湖のすごいところ。
景色を見た瞬間、理屈抜きで笑顔になっちゃうんですよ。

・どーんとそびえる雄大な富士山

・これでもかと照りつける力強い太陽

・濃厚な酸素を吐き出す森たちの深呼吸

・そして屋台から漂う “魔の誘惑” の匂い
　（お好み焼き、ほうとう、富士宮焼きそば、ジビエ料理、そして豚汁…おい、それは別枠やろ！）

こんなん癒されるに決まってる。

さらに今日はちょっとした“異変”も。
観光客が妙に少ない。
特にお隣の国の方々がほとんど見当たらず、正直びっくり。
（この点については、ここでは何も申し上げません…）

そのおかげで道も駐車場もゆったりしていて、
久々に 「ザ・快適」な日帰り旅行 を満喫できました。

そして何より、
普段なら他人の犬に興味を示さないようなおじさんまで、
うちのぽぽまるに声をかけてくるくらい、みんなが心を開いている。
大自然の力って本当にすごい。

今日は 濃厚で上質な自然エネルギー を全身に浴びられたので、
明日からまた、あの仕掛かり中の“あのプロジェクト”を全力で進められそうです。

■ここから“今日いちの事件”が発生。

いつも帰り道は足柄SAに寄って、
我が家のぽぽまる君をドッグランで遊ばせるのが定番なのですが──

今日はどうにも“クセの強いワンちゃん”が一匹おりまして。

他のワンちゃんにちょっかいを出しまくり、
ついに うちのぽぽまるにも喧嘩を売り始める という展開に。

やんわり止めに入って、なんとか引き離しには成功したのですが……
その瞬間、私の足裏にイヤな感触が。

「……あ。うんこ踏んだ。」

もちろん、ぽぽまるのではなく、
例の“ちょっかいワンちゃん”の置き土産です。

すると、近くにいた人たちから

「えんがちょっ！」「えんがちょっ！」

と聞こえてくるではないですか（笑）

私は平然を装いながら、
心の中のボーイスカウト魂を召喚し、

「来た時より美しく！」

の精神で、きっちり後処理をしてドッグランを後にしました。

こんなアクシデントでさえ、
大自然の前ではどうでもいい出来事。

“あぁ、今日も自分は世界一幸せ者だなぁ”
そう思いながら、気持ちよく帰路につきました。