振動発電ビーコン。無電源で通信が出来る魅力!

2016年にこの製品と出会った。製造元は静岡に本社がある(https://star-m.jp/)スター精密株式会社さんだった。展示会で知り合ってその後静岡の本社に伺い、R&Dの部署の方とお話をさせて頂き、この製品を使った”ものづくり”をして展示会に出展したい旨を伝え快諾を頂いた。

まず第一弾で考えたものが

「NIGIRU・FURU」シリーズの第一弾。この振動発電ビーコンはほんのわずかな微振動で発電し、電波を発信する振動発電型BLEビーコンです。電池が不要で必要な時にわずかに振動を与えるだけで情報を発信できる優れものなのです。(私はこの製品に出会って以降電池レス通信関連製品を探し求めています。)

それでこの製品を使ってどのような展示品を作ろうかと考えたときに思いついたのがリハビリグッズでした。可愛らしいぬいぐるみの中にこのビーコンを埋め込んで、リハビリを行う方に持ってもらい、手を振ったりの振動が発生する動作を行ってもらう。たとえば日々決まった運動の回数等をアプリで設定しておいて、実行する。リハビリの管理はスマホ等のアプリを通じてクラウドサーバー上で行うというものでした。

(展示会では施設の方々にも多く見て頂きましたが、やはり値段の部分で話が前に進みませんでしたね。今思えば助成金?補助金?を申請して見事にGET出来たら予算の範囲で購入出来るだけ購入して施設に差し上げるという方法もありでしたね。)

ちなみに使用するぬいぐるみに関してはハンズで見つけたものを使いたいと思い、製造販売元の株式会社ハシートップインさん(ハシートップイン公式サイト | 生活にディライトフルなシーンを提供するパートナーへ。)にメールして、事情を説明し、快諾を頂き、使うことが出来ました。

これってお風呂にて使うものなんですけどね、触り心地も実にソフトで、何より可愛いと思い、是非とも使いたいと思って事を進めた次第です。

【制作秘話】このぬいぐるみの中にどうやって振動発電ビーコンを入れたか?私目がお腹をハサミで掻っ捌いて中に入れ、小学校以来の御裁縫で縫って完成させたのです。(とても御裁縫をしてる姿はお見せ出来ません^^;)

※ちなみに現在の振動発電ビーコンの開発・製造企業は産電子工業株式会社さんで(https://www.sdk-k.co.jp/product/ecobeacon)、加賀テック株式会社(https://www.kagatech.co.jp/news/95/)さんが独占販売の権利を持っていらっしゃるようです。

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創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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