昨夜21:04、故郷宮崎に住む高校時代の同級生から電話があった。

何事かと電話に出ると、「元気でやってるか!?」と開口一番、まるで目の前にいるかのような元気な声が響いてきた。彼は親が経営していた家具屋を継ぐために大学卒業後故郷に帰ったのだった。

同じクラスの半数以上は、関東の大学へ進学するために上京した。しかし、その多くは実家が家業を営んでいたこともあり、大学卒業と同時に故郷へ戻っていった。

彼らと再会したのは、還暦を迎えた同窓会の場だった。長い間、連絡が途絶えていた彼らとの繋がりを取り戻せたのは、Facebookのおかげだった。ネットの時代に感謝しなければいけない。何しろ、40年以上音信不通だった我々が、SNSを通じて再びつながったのだから。「還暦同窓会をやるよ」という知らせを受けて、「高校卒業以来、一度も会っていないんだ。これはいい機会かもしれない」と思い、久しぶりに帰省することにした。そして、42年ぶりに皆と顔を合わせることができた。

会場のホテルに着くと、受付をしていた同級生が、私の顔を見るなり「おう、平田!久しぶり!」と声をかけてきた。その瞬間、空気がふっと変わり、まるでその場が42年前の教室に戻ったかのようだった。宴が始まると、42年という歳月をまったく感じさせないまま、集まった皆と昔話に花が咲いた。卒業アルバムをめくりながら、すっかり変わったお互いの姿を見比べては笑い合い、話題が尽きることはなかった。

さて、昨夜の電話の本題です。

「おい、平田! 8月2日に集まって飲み会やるぞ。帰ってこい!」
――実にストレートな話である。
「やるけど、帰って来られるか?」という遠慮がちな要素は、微塵も感じられなかった(笑)。

私は「即答はできないけど、前向きに検討するよ」と返事をしておいた。故郷に住んでいる連中は、何かと理由を見つけては飲み会を開いているようだ。本当に、仲の良い連中である。

彼らと再会したのは、還暦同窓会の2年後のことだった。
東南アジアで地元の生徒を教えていた我々の恩師が、一時帰国するので、久しぶりに飲み会をしようと誘われたのだ。その飲み会以来の再会だから、6年ぶりくらいになるのかな。

まあ前向きに検討いたしましょう・・・<m(__)m>


※結局スケジュールの都合で同窓会に出席できません。でも有難いことです。こういう風にお声がけいただけるだけで幸せ者だと思います。60歳の時に42年ぶりに再会し、62歳の時には恩師とも44年ぶりに再会できたことは16歳から18歳までの3年間を共に過ごした仲間のお陰です。また会える日まで・・。

kimamana-jiyujin-1957

創業49期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2025年3月末まで社長、4月より会長となりました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です