沖縄最終日。「さて、これで良いかな?」では終わらなかった(笑)

いよいよ沖縄家族旅行4日目。最終日の朝です。

カーテンを開けてみると――

なんと、雲ひとつない超快晴!

結局、今回沖縄に滞在した4日間は、本当に天気に恵まれました。

ありがたいことです。

ただし。

沖縄のお天気とは対照的に、私の身体にはそろそろ疲労の色が見え始めております。(笑)

しかも帰りの飛行機は20時35分発。

まだまだ一日は長い。

そこで私は密かに願っておりました。

「頼む。今日は家族から積極的な行動発言が出ませんように……」

ところが。

朝から娘が一言。

「読谷村の“やちむんの里”に行きたい。」

来たか……。

最終日の朝から来たか。(笑)

ということで予定より少し早めにホテルをチェックアウト。

一路、読谷村にある「やちむんの里」へGO!

「やちむん」とは沖縄の言葉で焼き物のこと。

ここには、やちむん作家の工房や窯元などが集まっています。

妻も娘も陶器が大好き。

つまり娘から「行きたい!」という言葉が出た時点で、私に拒否権などあるはずもありません。(笑)

しかし、実を言えば私にも少々思惑がありました。

今進めているプロジェクトの参考になるものが何かないだろうか?

今回の沖縄旅行では、ガラスや陶器の作品も意識して見ていました。

ということで、猛烈な暑さの中、営業中の工房を一軒一軒、丁寧に見て回りました。

暑い。

疲れた。

休みたい。

そんな私の目に、途中何度も飛び込んできたのが、

「ハブに注意」

という立て看板。

私はそれを見るたび、自分に言い聞かせました。

そうだ。

ここで泣き言を言って立ち止まってはいけない。

前へ進め。

次の工房へ行け。

……。

たぶん、その看板はそういう意味ではありません。

単純にハブが出るから注意しろ、という意味です。(笑)

それでも都合よく解釈し、爺さんは猛暑の中を歩き続けました。

それにしても、どの工房も実に個性的で魅力的。

同じ「やちむん」でも、色も形も表情もまったく違います。

もう少しお値段がリーズナブルであったなら?

あったなら?

おそらく片っ端から手を出していたと思います。(笑)

特に欲しかったのが、とある工房で見つけたシーサー。

これが実に良かった。

欲しい。

かなり欲しい。

お値段を見る。

20万円超え。

……。

ハブより怖い。(笑)

さすがに手を出しませんでした。

妻と娘も気になる陶器を見つけたようですが、いったんは諦めた様子。

ところが――

舞い戻った。

そして購入。(笑)

まあ、陶器に目がない二人ですから、そうなるでしょう。

そんなこんなで圧倒的な猛暑の中での工房巡りを無事終了。

もう、とにかく涼みたい。

そして沖縄では大型商業施設をあまり攻略していなかったこともあり、次に向かったのが浦添のPARCO CITYでした。

ところが、ここで最初に感動したのは店の中ではありません。

駐車場から見えた景色でした。

目の前に広がっていたのが、西州(いりじま)のサンゴ礁。

サンゴ礁がつくり出す美しい海の色。

こういう時、つくづく自分の言葉の引き出しの少なさを感じます。

美しい。

感動した。

魅了された。

……以上!

もう少し気の利いたことを言えんのか、この爺さんは。(笑)

でも、本当にそんな言葉しか出てきません。

さっきまで「暑い、暑い」と言っていたのに、猛暑さえ忘れてしばらく見入ってしまいました。

PARCO CITYで腹ごしらえも済ませました。

さて。

帰りのフライトは20時35分。

まだまだ時間があるぞ。

「もう少し南を攻めてみるか!」

ここで家族の意見が一致。

そこで、これまで何度か道路標識で名前を目にしていた「道の駅いとまん」へ向かうことにしました。

実は私には、ここで一つ確認したいことがありました。

沖縄初日。

第一牧志公設市場でもずく酢を試食しながら、

「違うなぁ……」

とブツブツ言っていた怪しい爺さん。(笑)

その時、店主からある情報を仕入れていました。

「あれ、あるかな?」

そんな気持ちで探してみると――

あった。

え?

あったぞ!

昨日の時点で、今回の沖縄旅行における「もずく酢の酢を探す旅」は終了したはずでした。

ところが最終日。

ミッション、突然の復活!

そしてついにGETしました。

「赤マルソウのもずくのたれ」

(笑)

往生際の悪い爺さん。

最後の最後まで、いつもの悪あがきです。

陶器でもない。

沖縄の美しい景色でもない。

青い海でもない。

ただひたすらに、

「もずく酢探し」。

3泊4日の沖縄家族旅行。

我ながら、もう少し他に目的はなかったのかと思います。(笑)

ただし――

まだ味わっていません。

これが、私が探し求めていた「あの味」なのか?

それは自宅に帰ってからのお楽しみです。

さて、執念の「もずくのたれ」をGETしたものの、まだ時間があります。

ここでいったん家族全員、冷静になりました。

せっかく沖縄の南部まで来た。

ならば一度はきちんと足を運んでおこう。

家族全員の意見が一致しました。

向かったのは、ひめゆりの塔。

そして平和祈念公園。

それまでの観光とは少し気持ちを切り替え、それぞれの場所を訪れ、献花もさせていただきました。

この二つの場所では、私は写真撮影を控えました。

写真を撮ることが悪いという意味ではありません。

ただ今回は、カメラ越しではなく、自分の目で見ておきたいと思いました。

特に、ひめゆりの塔で目にしたガマの風景。

その場所に立ち、自分の目で見た光景を、しっかり目に焼き付けさせていただきました。

今回の沖縄旅行では、たくさんの写真を撮りました。

美しい海も、空も、食べ物も、家族との時間も。

でも最後に、

写真には残さず、自分の中に残して帰る風景があってもいい。

そんな時間になりました。

平和祈念公園で、

「さて、これで良いかな?」

と私。

頭の中では、そろそろレンタカー屋へ戻る段取りを考え始めていました。

ところが。

周辺の観光スポットが載った案内マップを見ていた娘から、またまた一言。

「具志川城跡に行きたい。」

また来た。(笑)

調べてみると、道路が狭く、駐車スペースも少ないので近隣住民の迷惑にならないように、といった情報が出てきました。

そしてマップを見ると、具志川城跡へ向かう道が細い線で描かれている。

運転手としては、

いやぁ~な予感しかしません。

実際に向かってみると、やはり途中から、

「頼むから対向車、来ないでくれよ……」

と祈りたくなるような道へ突入。

そのまま慎重に進んでいくと、停まっている車を一台発見しました。

「ここか?」

と思って横を見ると、草ぼうぼうのスペースがある。

これが駐車場かよ!

と、いつもの一人ツッコミ。(笑)

家族全員で車を降り、石垣のある方へ歩いていきました。

ほんの少し歩いた、その先でした。

海岸に面した断崖絶壁。

そして、その向こうに広がる見事な水平線。

今まで今回の旅で見てきた沖縄の景色とは、また違う。

家族全員、その景色に大感動。

しばらく見入ってしまいました。

今回、沖縄のいろいろな場所を巡りました。

同じ沖縄という島でありながら、場所によって見せてくれる景色はさまざまです。

そして、その一つ一つが私たちに癒しや感動を与えてくれました。

ここで何か気の利いた言葉を並べようとも思いました。

でも、やめておきます。

陳腐な言葉で表現することすら、おこがましい気がしました。

美しい海。

島々の風景。

沖縄の文化。

そこで暮らす人たち。

そして今回、ほんの少しではありますが触れることのできた、沖縄の戦前、戦後の歴史。

今回の3泊4日の家族旅行を最後に一言で総括するとすれば――

「感謝!」

その一言です。

沖縄、ありがとうございました。

そして――

また近いうちに来ます。

<m(__)m>

kimamana-jiyujin-1957

創業50期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2026年年1月21日付けで、同業IT企業システム二コル株式会社の社外取締役に就任いたしました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。 ※ちなみに私のお渡しする名刺の裏側には怪しい鳥が羽ばたくイラストが描いてあります。それは会長ならぬ怪鳥を表しています。日々怪しく飛び回る鳥の如くなのです。(笑)

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