小さな展示会で、大きな収穫!池袋で全国のものづくり企業と出会ってきました。
今日は朝から池袋へ。
お目当ては、サンシャインシティで開催されている「プレミアム・インセンティブショー」です。
この展示会には、年に2回ほど足を運んでいます。
ビッグサイトや幕張メッセで開催される大規模な展示会とは違って、比較的こじんまりとした展示会なのですが、これがなかなか面白い!
全国各地から、様々なグッズや商品を製作している企業さんが集まってくるのです。
しかも、出展者の皆さんと非常に話がしやすい。
強引な売り込みもほとんどなく、自分のペースで自由に見て回れます。
これが私には実にありがたい。
興味がなければ素通り。
でも、気になるものを見つけたら……。
「これ、何でできているんですか?」
「どうやって作るんですか?」
「屋外でも使えるんですか?」
「どのくらい長持ちするんですか?」
と、根掘り葉掘り聞いてしまいます。
売り込まれるのは苦手なくせに、自分からは積極的に話しかける。
なんとも勝手な爺さんです。(笑)
今回の一番の目的は缶バッジ!
現在進めているプロジェクトで、近い将来、缶バッジを製作する予定があります。
そこで今回は、製作をお願いできそうな企業さんを探すことと、製作単価を把握することが主な目的でした。
実際に4社ほどにお話を伺いました。
500~1,000個程度を製作する場合、1個あたり100円程度は見込んでおいた方がよさそうです。
というのも、今回は一般的な安全ピン式ではなく、プラスチック製のクリップを取り付けることを考えているからです。
このクリップを付けることで、1個あたり約20円の追加費用が発生します。
つまり、缶バッジ本体だけなら80円程度が一つの目安ということになります。
500個なら約5万円。1,000個なら約10万円。
この程度であれば、自社で費用を賄えるので十分に現実的な金額です。
何より、実際に製作された缶バッジを自分の目で確認できたことが大きな収穫でした。
製作をお願いできそうな企業さんも複数見つかりました。
これで今回の目的は、ほぼ達成です!
環境に優しい商品。でも価格は優しくない?
缶バッジ以外にも、様々な素材を使った商品を見せていただきました。
面白いものはいくつもありましたが、価格を聞くと缶バッジの2倍、3倍というものも。
今回は大量に製作することも考えているので、残念ながら候補から外すことにしました。
そして、もう一つ印象に残ったのが、再生素材を使った商品についてのお話です。
今の時代、脱炭素や環境への配慮が盛んに叫ばれています。
ところが、実際に再生素材を使おうとすると、製造単価が大きく上がってしまうという現場の声も聞きました。
環境に優しい商品を作りたい。
でも、その商品が高価になってしまえば、なかなか普及しない。
何とも難しい問題ですね。
理念だけでは商品は広がらない。
そんな現実も感じました。
全国のものづくり企業と話せる楽しさ
今回も大阪や京都、広島など、各地の企業さんとお話しする機会がありました。
製造拠点についても、いろいろなお話を伺いました。
国内で製作している企業もあれば、中国など海外の工場を活用している企業もあります。
純国産であることを誇りにしている企業さんもいました。
どちらが良いとか悪いとか、そんな単純な話ではありません。
価格、品質、納期、製造数量。
それぞれの事情があるわけです。
こうした話を気軽に聞けるのも、この展示会の魅力です。
ちなみに私は、展示会では基本的にリーフレットやカタログをいただきません。
気になる商品は、許可をいただいて写真を撮らせてもらいます。
撮影できない場合は、頭の中に記憶します。
これが爺さんには一番つらい!(笑)
本当に気になる企業さんについては、名刺をいただいたり、スマホに企業名をメモしたりして、帰宅後にホームページをじっくり拝見します。
なぜそんな方法を取っているのか?
単に、カタログを持ち歩くのが面倒だからです。
あははは……。
商品を見ると、別の商品を考えてしまう
実は私、展示会で商品を見ていると、いつも妙なことを考え始めます。
「これ、面白いね!」
で終わらないのです。
「この素材を使えば、別のものも作れるんじゃないか?」
「この製造方法なら、こんな商品もできるんじゃないか?」
そんなことを考えながら、出展者の方と話をしています。
今回も、ある企業さんの展示品を見て、以前から考えていたアイデアをお話ししてみました。
すると、
「ぜひ改めて情報をください」
というお返事。
おやおや、これは面白いことになるかもしれません。
まだ具体的に何かが決まったわけではありませんが、新しい取り組みにつながる予感がしています。
詳細は、まだ内緒です。(笑)
昨年3月、弊社では定款を変更し、IT関連以外のものづくりにも取り組めるようにしました。
ですから、ソフトウェアや電子機器に限らず、面白いと思った商品には挑戦できるわけです。
技術が先にあるのではなく、まずは「こんなものがあったら面白い!」という発想。
そんなところから始まるものづくりも、私は大好きです。
小さな展示会、大きな可能性
今回の展示会では、当初の目的だった缶バッジについて、製作先の候補とおおよその価格を把握できました。
さらに、様々な素材や製造方法について知ることができ、新しい企画につながりそうな出会いもありました。
目標達成に加えて、思いがけないお土産までいただいた気分です。
大きな展示会には大きな展示会の魅力があります。
でも、こうした小さな展示会には、作り手の方とじっくり話ができるという、また別の魅力があります。
そして、私にとって何より楽しいのは、知らなかったことを知ること。
「へぇ~、そうなんだ!」
「だったら、こんなこともできるんじゃない?」
そんな会話を繰り返していると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
結局、今日も楽しいひと時を過ごすことができました。
展示会に出かけて、商品を探していたはずなのに、帰る頃には新しい商品を考えている。
まったく、困った爺さんです。(笑)
でも、こういう時間があるから、ものづくりはやめられません。
さて、今日拾ってきたアイデアの種。
この先、どんな芽が出ることやら。

