映画館で籠城戦
私の趣味の一つが映画鑑賞です。
多い時には週に一度は映画館へ足を運びます。しかし最近は「これは観たい!」と思う作品が少なく、久しぶりの映画館となりました。
今回選んだ作品は『黒牢城』。
現在放送中の大河ドラマと同じ戦国時代が舞台ということもあり、以前『黒田官兵衛』で描かれた荒木村重を思い出しながら鑑賞しました。
映画そのものは、戦国時代を舞台にしたミステリー。
歴史は歴史として楽しみつつ、「もし本当にこんな出来事があったら……」と想像しながら観るのも、また映画の醍醐味です。
映画館を出ると、偶然にも仲良しのデザイン会社の社長ご夫妻とばったり遭遇。
「平田さんじゃないですか!どうしたんですか?」
と声を掛けられました。
心の中では、
「いやいや、お互い映画を観に来たんでしょう。」
と突っ込みつつ(笑)、
社長は『トイ・ストーリー5』、私は『黒牢城』。
「黒牢城?」
という反応だったので、
「時代劇だよ。戦国時代の映画。」
とだけ説明し、その後は少しHAMARISEの話をして別れました。
さて、映画の方ですが、上映時間は147分。
久しぶりの映画ということもあり、悪い癖が出ます。
「この場面、少し長いかな。」
「ここはCGだな。」
「このロケ地はどこだろう。」
などと、心の中で勝手に映画評論家を始めていました。
すると映画の神様はちゃんと見ていたのでしょう。
大きめのアイスティーを飲んでいた私は、終盤になって猛烈な尿意に襲われました。
「まじか……。」
こっそりスマートフォンで残り時間を確認すると……
あと15分。
心の中で、
「お~~にょ~~!」
と叫びながら、必死に耐えます。
しかし、ついにエンドロールへ。
「ここまで来たら限界!」
隣に座っていた息子へ一言。
「さらばじゃ!」
そう言い残し、トイレへ一直線。
最後にスクリーンで見えたのは、
黒田官兵衛役 菅田将暉
の文字でした。
おそらく4分ほど見逃したのでしょう。
でも、本編はしっかり楽しみました。
そして最後は、自分自身が映画以上に熱い「籠城戦」を繰り広げることになるとは……。
ということで、
我が映画鑑賞に一遍の悔いなし!
【追記】
そう言えば、この映画も「籠城戦」でした。
映画の中では荒木村重が城に籠城していましたが、映画館では『黒牢城』そのものが籠城状態。
『トイ・ストーリー5』をはじめとする人気作品に上映回数をどんどん奪われながらも、『黒牢城』は一日一回の上映を死守していました。
そんな唯一の上映回を観に行った私。
そして最後は、尿意との籠城戦。
今日は最初から最後まで、籠城戦づくしの一日でした。(笑)

