さて、次はどこへ行く?――沖縄旅行2日目
沖縄旅行2日目。
早朝の一人散歩を終えホテルへ戻り、家族が揃ったところで朝の家族会議。
「さて、今日はどこへ行く?」
我が家の旅行は、事前に予定をぎっしり詰め込むタイプではない。
その日の天気や気分で決めればいい。
ということで、とりあえず前回訪れて気に入った宮城島、伊計島、浜比嘉島方面へ向かうことにした。
もう一度、あのヤドカリに会いたい
まず向かったのは伊計島。

目的は伊計ビーチである。

前回ここを訪れた時、白い貝殻を背負ったヤドカリがたくさんいて、その光景にえらく感動した。
小さな白い貝殻が浜辺をちょこちょこと動いている。
あの時は本当に心が洗われるような気持ちになった。
今回も、あの光景に出会えるかな?
そんな期待を抱いて浜へ降りてみたのだが……。
今回は少し様子が違った。
先週の台風の影響なのか、浜にはたくさんの海藻が漂着している。
そして、お目当ての白い貝殻を背負ったヤドカリたちも疎ら。

前回があまりにも素晴らしかったので、どうしても比較してしまう。
とはいえ、これはこれ。
今回も沖縄の海を十分楽しませてもらった。
旅先で同じ場所を訪れても、同じ風景には出会えない。
それもまた旅なのでしょう。
絶景の後は、塩ソフト
その後、宮城島へ戻ってぬちまーす観光製塩ファクトリーへ。
まずは果報バンタへ。

ここから眺める海は、やっぱり美しい。
これは文句なし。
しばし絶景を楽しんだ後はファクトリーへ移動。

そして今回、個人的に大ヒットだったのが、2種類の塩を使ったミックスソフトクリーム。

これが滅茶苦茶うまかった!
ただし、塩分が入っているからなのか、とにかく溶けるのが速い。
そして妙に冷たく感じる。
「うまい!」
「溶ける!」
「冷たい!」
絶景の感想より詳しいじゃないか!というツッコミは受け付けません。
もずく酢捜査本部、活動継続中
もちろん今回の沖縄旅行最大の目的も忘れてはいない。
そうです。
「あの日の、もずく酢の酢」を探す旅。
海中道路の途中にある海の駅あやはし館でも、新たな情報を仕入れた。
候補になりそうなものについて話を聞いてみたのだが、どうやら私が探し求めている味とは微妙に違うらしい。
違うと分かっているものを、わざわざボトル一本買っても仕方がない。
ということで今回は画像だけに収めて、
捜査続行!
私が探しているのは、単に「美味しいもずく酢」ではない。
あの日食べた、あの濃くて甘い酢なのである。
我ながら面倒くさい爺さんだと思う。
おばあには会えず、洞穴にも行けず
続いて浜比嘉島へ。

アマミチューの墓がある場所の近くで、以前もずくを販売していたおばあのところへ顔を出してみた。
残念ながら今回は、おばあには会えなかった。

さて、次はどうする?
そこで思い出した。
前回行かなかった、すぐ近くの藪地島。
橋を渡って行ける島で、目的は藪地洞穴遺跡、通称ジャネー洞。
「行ってみよう!」
橋を渡っていると、前を走っていた一台の車が突然止まった。
そしてUターン。
そのまま島を出ていった。
「???」
通行止めか?
とりあえず我々も進んでみる。
すると理由が分かった。
いやぁ~~、これは無理!
道の両側から草木が生い茂り、車のボディを擦りそうなのだ。
レンタカーを傷だらけにしてまで突撃する必要はない。
我々も撤退。
ジャネー洞には行けなかったが、
藪地島には渡った。
実績解除!
以上!(笑)
映像で見た場所に、ついに立つ
さて、次は?
ここで思い出したのが勝連城跡。

ここは前回の沖縄旅行以来、ずっと訪れたいと思っていた場所だった。
きっかけは、沖縄で出会った歌「ダイナミック琉球」。
その映像のロケ地として使われた勝連城跡の雄大な風景が強く印象に残り、
「次に沖縄へ来たら、ここへ行こう」
と思っていた。
今回、ようやく実現した。

途中まではカートで運んでもらえるものの、その先は結構上る。
足腰に不安のある方には少々厳しい場所かもしれない。
しかし上った先で目にする風景は――
来て良かった。
映像の中で見ていた場所に、自分の足で立つ。
これは今回の旅で楽しみにしていたことの一つだったので、素直にうれしかった。
最後はCAVE OKINAWAへ
さて、次は?
この「さて、次は?」が、この日の合言葉になってきた。
かなり悩んだ末、最後に向かったのがCAVE OKINAWA 奇跡の鍾乳洞。

前回の沖縄旅行では沖縄ワールドの鍾乳洞へ行ったので、それと比べればこちらは少々小ぶり。
そして――
天井から水滴がポタポタ落ちてくる。


ポタッ。
またポタッ。
結構食らいます。(笑)
洞内には演出もあり、歩いているうちに、
「ここ、来て良かったな」
と思うようになった。
そして最後。
出口へ向かう階段を上っていくと、岩の穴の向こうから外の光が差し込んできた。
その瞬間、なぜか私は、
「ああ、この隠れ場所から外へ出ることができたぞ」
そんな感覚になった。
私はこういう場所を時々「ガマ」と呼ぶ。
なぜこの言葉を使ったのか。
その意味が分かる人には、分かると思う。
暗い洞窟の中から、岩の隙間を通して外の光を見る。
少しだけ、いろいろなことを考えた。
……もっとも、その前に散々水滴攻撃を食らっておりますがね。(笑)
そして今日も「さて、次は?」
こうして沖縄旅行2日目は終了。
伊計島で前回と同じ風景には出会えなかった。
浜比嘉島ではおばあに会えなかった。
藪地島では目的のジャネー洞まで辿り着けなかった。
でも、そのたびに、
「さて、次はどこへ行く?」
そう言いながら次へ向かった。
その結果、ずっと行きたかった勝連城跡にも立てたし、予定していなかった鍾乳洞にも入った。
我が家の旅は、これくらいでいい。
予定通りに進むから旅が面白いのではなく、
「さて、次は?」があるから面白い。
そして本日も――
「もずく酢の酢」を探す旅は続く。

果たして、あの味に再会できるのでしょうか。
私にも分かりません。
だから今日も、
さて、次はどこへ行こう。(笑)
