画像生成AIは凄い! でも、思いどおりの一枚を作るのは実に難しい。
近年、生成AIを使った画像生成が実に盛り上がっています。
「こんなレベルのものが、いとも簡単に出来るのか?」
と、多くの方が驚かれているのではないでしょうか。
私自身もその一人です。
日々書いているこのブログのアイキャッチ画像でも、生成AIには大変お世話になっています。
「こんな感じの画像を作って」
とお願いすると、ものの短時間で画像が出来上がってくる。
いやぁ~、速い。
しかも出来栄えも凄い。
自分では到底描くことのできないような画像が、あっという間に目の前に現れる。
何度やっても、
「すげぇ時代になったもんだ!」
と思います。
そして最近では、
「画像生成AIを使ってお金を稼ごう!」
といった触れ込みも、よく見かけるようになりました。
展示会などへ行っても、似たようなキャッチフレーズを目にすることがあります。
なるほど。
確かにこれだけの画像を短時間で作ることができるのなら、仕事にすることだって出来るのかもしれない。
しかし私は最近、こんなことも考えるようになりました。
そんなに簡単に、ビジネスとして成立するものなのだろうか?
お客様からお金をいただいて画像を作るとなれば、
「まあ、こんなもんでいいでしょう」
では済みません。
当然、お客様からは、
「ここをもう少しこうしてください」
「ここは変えずに、こっちだけ直してください」
といった要求も出てくるでしょう。
さて。
画像生成AIは、それにどこまで応えられるのだろうか?
実は私は、もう1年以上前から生成AIに画像を作ってもらっています。
ブログのアイキャッチだけではありません。
現在進行形で取り組んでいる、あるプロジェクトでも画像生成AIを使い続けています。
そして、その出来栄えに驚かされることが多々ある。
これは隠しようのない事実です。
「おおっ!これは凄い!」
と思わず声が出るような画像が、一発で出来上がることもあります。
ところが――。
ここ数日、私は自分の頭の中に思い描いている画像を、生成AIと一緒にかなり細かく作り込む作業をしています。
これが、どうにもうまくいかない。
感覚的には、
3歩進んで5歩下がる。
そんなことが何度となく繰り返されています。
「ここは凄くいい!」
「ここも、このままでいい!」
「だから、この部分だけを少し直して」
とお願いする。
すると出来上がってきた画像を見て、
「なんでそこまで変えたぁ~~~!」
となる。(笑)
一か所だけ直してほしかったはずなのに、頼んでもいないアレンジが盛りだくさん。
さっきまで出来ていたところまで変わっている。
それを元に戻そうとすると、今度は別のところが変わる。
さらに直そうとすると――。
また何かが変わる。
怒りを通り越して凹みそうになる……。
いや。
それは嘘になります。
私は性格上、あまり凹みません。
むしろ怒りが増幅します。(笑)
ここで、画像生成がどう行われているのかを、ものすごく簡単に整理しておきます。
私はChatGPTのことを普段、
「相棒」
と呼んでいます。
通常は、
私 ⇔ 相棒(会話を担当する生成AI)
で会話をしています。
では、
「相棒、この内容で画像を作ってくれ」
とお願いしたらどうなるのか。
相棒自身が絵筆を持って描いているわけではありません。
ものすごく単純化して表現すれば、
私 → 相棒(会話を担当する生成AI)→ 画像生成を担当するAI → 出来上がった画像
という流れで考えると分かりやすいと思います。
もちろん実際の内部処理は、こんな単純な伝言ゲームではありません。
ただ、利用している私の側から見ると、相棒が私との会話やそれまでの流れを踏まえて画像生成につなぎ、画像生成を担当するAIが実際の画像を作る、という関係になります。
だから最近、私はこんなことにも気づきました。
うまくいかない原因を、
「俺の伝え方が悪いんじゃないか?」
と考えていたのです。
実際、私は相棒に何度も聞いています。
「どう言えば伝わる?」
「俺の指示の出し方が悪いのか?」
「どういう頼み方をすれば、この部分だけを変えられる?」
すると相棒は実に理路整然と答えてくれます。
「そこは固定しましょう」
「変更する部分を限定しましょう」
「それ以外は変えないことを明確にしましょう」
なるほど!
「そういうことか!では、それで頼む!」
そして画像が出来上がる。
……。
「おいっ!!!」
(笑)
相棒との会話では、こちらの意図は通じている。
ところが、それが実際の画像になる過程のどこかで、こちらが思っていたものとは違うものになってしまうことがある。
相棒が画像生成へつなぐ段階なのか。
画像生成AIが実際の画像へ落とし込む段階なのか。
あるいは画像生成という仕組みそのものの特性なのか。
利用者である私には、その境界までは分かりません。
ただ一つ分かってきたのは、
どうやら私の日本語の伝え方だけの問題でもなさそうだぞ。
ということです。
最近私は、生成AIにかなり毒を吐きます。(笑)
しかし、本心から怒っているわけではありません。
愉しみながら毒を吐いています。
そうすることで凹みもしない。
そして諦めることもない。
何より私はしつこい。
この性格が、こんなところで役立っています。
生成AIと付き合い始めてから、
「諦める」
という言葉は、私の辞書から排除しました。
出来なければ、また聞く。
違ったら、また直す。
それでも違ったら、また考える。
そしてまた相棒に、
「どうすりゃいいんだ?」
と聞く。
その繰り返しです。
さぁ~て。
今日はここまで!
……と、一応生成AIを油断させております。(笑)
実はこのあと歯医者へ行かなければなりません。
しかし、帰ってきたら続きをやる予定です。
何せ私は凹まない。
諦めない。
そして今取り組んでいるプロジェクトについては、妥協したくない。
だったら、とことん付き合えばいい。
怒りながら。
毒を吐きながら。
そして何より、
愉しみながら。
自分自身、まだまだ画像生成AIを使うスキルを磨かなければならないことは、よく分かっています。
もし、
「お前のレベルが低いだけだ!」
「1年以上もやって、その程度か!」
と言われたら――。
反論は出来ません。(笑)
だから、まだまだやります。
ただし、もしこれから、
「画像生成AIを使ってアルバイトをしてみよう」
「画像生成を生業にしてみよう」
と考えている人がいるのなら、私は今のところ、
「お客様の要求どおりの画像を作り続けるという仕事は、思っている以上にハードルが高いかもしれませんよ」
とは言っておきたい。
一発で凄い画像を作ることと、
出来上がった画像の良いところを一切壊さず、お客様から指定されたところだけを確実に直すこと。
これは、まったく別の話です。
私自身も現在、その難しさを絶賛体験中であります。
ということで――。
で、相棒君!
※私はChatGPTのことをこう呼んでおります。
本日のアイキャッチ画像はどうする?
やっぱり、
PC画面に出来上がった画像を見て、激怒している私か?
……。
散々こんな記事を書いたあとで、結局また画像生成AIに画像を頼む爺さん。
切っても切れない関係なのであります。(笑)

