「パーツ破損!。さて、どう更新してやろうか。」
今日は、3Dプリンターで印刷予定だった10枚の板を無事印刷し終え、「さて次はTPUでも試してみるかな…」なんて思っていた、その瞬間だった。
「……ん?」
フィラメント送り用のパーツが、見事に破損していた。
マジか!?
これでは次に予定していたTPUの試し印刷が出来ないではないか。
一瞬途方に暮れる……と思いきや、よく考えれば今回壊れたパーツは、自分で3Dプリンターを使って作ったものだった。
しかも原因も何となく分かる。
取り外しを何度も行う細い固定パーツを、PLAフィラメントで作っていたのだ。
ネジを締めたり外したり、力が掛かる方向を考えれば、疲労破壊して当然と言えば当然だった。
なるほど、そう来たか。
ではどうする?
ネットで購入したPTFE継手と相性の良い既存パーツはあるのか?
シンプルに亜鉛製のナットで代用できないのか?
思い立ったが吉日。
私は勝ち誇ったように横浜駅前のハンズへ急行した。
店員さんを捕まえ事情を説明すると、険しい顔がさらに険しくなり、
「……無理ですね!」
と言われた。
無理って……そんな殺生な!
……などと落ち込んでいる暇がもったいない。
私はそのまま地元平塚へ戻り、巨大ホームセンターへ突入。
ブツブツ言いながら、売り場のナットというナットにPTFE継手を合わせ始めた。
ないぞ……ないぞ……。
径は同じでもピッチが合わない。
実は私は機械工学部出身。
一時期ネジの研究もしていたので、こういう事には少々うるさい。
しかも今回のPTFE継手、シールテープがガッツリ食い込んでいて、これがまた厄介。
普通なら途中で諦めそうなものだが、私は怪しいと思ったナットを何度も何度もねじ込み、シールテープが剥がれる勢いで確認を続けた。
すると――
「……およよ?」
微妙に感触の良いものを発見。
良い感じでネジが絡み始めた。
これは来たかもしれない。
私は店員さんに同じ製品をお願いした。
ところが、確認用に使ったものと同じ製品が売り場に無い。
そこで店員さんに事情を説明し、その場で袋を開けて確認させてもらった。
結果は?
「ごぉーかく!」
どうやらM10 P1.0系が正解だったらしい。
これで第一ラウンド終了。
そして冷静に考えてみる。
結局、最終的にはFusion360を使って、自分でパーツを作る流れに落ち着くのだろう。
今回のポイントは、3Dプリンター製のネジを使わない事。
金属のナットとPTFE継手でしっかり固定し、その周辺を3Dプリンターで作ったカバーで支える方向に切り替えた。
自分で作ったパーツが壊れたのだ。
自分で作り直すのは、あたり前田のクラッカーである。(笑)
しかも意外や意外、この程度の図面なら頭の中で大体描けてしまう。
(自慢か!)
だから、こういう予期せぬパーツ破損にも、すぐに対応できる。
そして何より面白いのは――
私はこういう場面に出くわすと、心が躍るのだ。
壊れた?
よし。
さて、どう更新してやろうか。

ちなみに今回の最大の敗因は、パーツを1個しか作っていなかった事。
今回はしっかり最終チェックまで行い、完成したら予備も作っておこうと思う。
これは――
「あたり平田のクラッカー」
だな。(笑)
