「愛犬ぽぽまる君と雨上がりの散歩。」
今日は天気が微妙だった。
ぽぽまる君の散歩をどうするか悩んだ結果、結局近場を散歩することにした。

本来、雨の日のぽぽまる君は高速道路の高架下へ連れて行く。
なぜなら彼は濡れた道路が大嫌いだからだ。
いつもなら自宅から10mも歩けば、
「おい、帰るぜ!」
とUターンする。
しかし今日は違った。

なぜか軽快な足取りでいつもの散歩コースを歩み進めるぽぽまる君。
きっとうんちがしたかったのだろう。
しかし彼は、嫌な濡れた道路を散歩させられた腹いせなのか、雨上がりの日には絶対に近寄ってはいけない“危険地帯”の土手へ突き進んで行った。
生い茂る雑草に身体を預け、水しぶきを上げながら全身びしょ濡れで突撃。
「なにしてくれてんねん!」
後のケアが大変になることを察知した私は少々憤慨モードである。
さらに途中遭遇するワンちゃん達には、いつもの吠えるご挨拶。
相手が巨大犬でも小型犬でも関係なし。
私の
「今日は無視して通過しようぜ!」
という意見など聞く耳持たず。
まさに彼なりの“カミニケーション”である。
結局、長旅を終えて帰宅。
待っているのは玄関先での“キレイキレイの儀式”。
これがぽぽまる君最大の苦手行為だ。
人間のように文句を言いながら抵抗し、時折噛みつき攻撃まで交えつつ、私は全身を洗い、拭き、なんとか作業終了。
ただ最後に不吉なのが、神経質なぽぽまる君が濡れた道路でうんちをしなかったこと。
そういえば今朝も、台所で君からの“贈り物”を拾ったばかりだった。
きっと明日の朝も届くのだろう。
私は心からこう言いたい。
「ありがとう、ぽぽまる君。毎朝のプレゼント感謝してます。愛してるぜぇ~~っ!」
(ぎゃふん!)
