生成AIに頼る画像づくりから、自分の手で作る画像づくりへ。
ここ1年以上、生成AIを使って画像づくりに取り組んできました。
特に、自分が進めている「HOTARU SUPPORT」というプロジェクトでは、シンボルとなるホタルの灯を表現するため、生成AIと何度も何度もやり取りを重ねてきました。
色を変えたり、大きさを変えたり、配置を変えたり。
「ここはそのままで、ここの部分だけ変更してほしい」
そんなお願いを繰り返してきたのですが、なかなか思うようにはいきません。
大きさだけ変えてほしいのに、色まで変わってしまう。
距離だけ変えてほしいのに、灯そのものの描き方まで変わってしまう。
頼んでもいない部分が、いつの間にか別物になっている。
「いやいや、そこは変えなくていいんだよ!」
画面に向かって、何度ツッコミを入れたことでしょう。(笑)
もちろん、生成AIが役に立たないと言っているわけではありません。
例えば、このブログのアイキャッチ画像。
こちらは生成AIに大いに助けられています。
私が大まかなイメージを伝えれば、それをもとに面白い画像をサクサクと作ってくれる。
時には自分が想像していなかったような表現が出てきて、思わず笑ってしまうこともあります。
こういう画像づくりでは、お任せする部分が大きく、細部にまで強いこだわりがあるわけでもありません。
ですから、生成AIには本当に感謝していますし、これからもお世話になるつもりです。
しかし、こと自分のプロジェクトとなると話は別です。
色、大きさ、距離、ぼかし方。
一つひとつに意味があり、そこには自分なりの考えがあります。
ほんの少しの違いでも、伝えたいメッセージが変わってしまうことがあるのです。
長い時間を費やし、ああでもない、こうでもないと生成AIと格闘してきました。
そして、ようやく一つの結論に至りました。
自分が思い描いているものを、今の生成AIに作ってもらうことは難しい。
そこで、画像づくりの方法を切り替えることにしました。
使うのは、Adobe Illustrator。
実は私、未熟ながらも一応Illustratorを使ってきた人間です。
とはいえ、今回作ろうとしているホタルの灯は、これまであまり使ったことのない機能も駆使しなければなりません。
色の重ね方、ぼかしの調整、光の表現。
早速あれこれ試しているのですが、これがまた簡単にはいかない。
画面上ではなかなか良い感じに見えても、印刷してみると色合いが違う。
RGBだのCMYKだの、今度は色の仕組みまで考えなければならない。
「たった一個の灯を作るだけなのに、何と面倒なことか!」
そんな気分にもなります。(笑)
でも、考え方を変えれば、これもまた面白い。
今まで使わなかった機能を覚えることで、自分自身のスキルが向上する。
そして何より、自分で作るのですから、色を変えたければ色だけを変え、大きさを変えたければ大きさだけを変えられる。
自分の意思で、一つひとつ調整できるわけです。
もちろん、だからといって、必ず思いどおりのものが作れるとは言い切れません。
そこは実際にやってみなければ分からない。
それでも、生成AIに何度もお願いして結果を待つより、自分の手で試行錯誤する方が、今の私には合っているように思います。
そもそも、簡単にできることばかりやっていても面白くありません。
新しいことを覚え、失敗し、また考える。
これも私にとっては立派な脳トレです。
生成AIを使うことをやめたわけではありません。
得意なことは生成AIに任せる。
自分が細部までこだわりたいものは、自分の手で作る。
それぞれの良さを生かしていけばいいのでしょう。
そして最後は、自分の責任において素材を作っていく。
そんな結論に至った次第です。
ところで、今回使うことにしたAdobe Illustrator。
略称は「AI」なんですよね。
生成AIと長いこと格闘した末に、自分で作る道を選んだら、またしてもAIのお世話になることになりました。
まあ、これも何かの縁というものでしょうね。
さてさて、思い描く一個の灯は、果たして生まれてくるのでしょうか。
まだまだ試行錯誤は続きます。
とぅーびぃーこんちくしょい!(笑)

