商品価値について、一言二言三言。
昨日のブログで、展示会で見かけたとあるデジタルサイネージの価格が、私の頭の中にあった価格の実に5倍だったという話を書きました。
今日は、その「5倍」という発言の真意について、一言二言三言。
まず、商品の価格というものは、売る側が自由に決めれば良いと思っています。
その価格に見合う商品価値があり、買う側が納得するのであれば、何の問題もありません。
では、なぜ私は5倍も高いと感じたのか。
それは、私がソフトウェア開発会社の人間だからです。
そのデジタルサイネージにはAndroid OSが搭載できるとのことでした。
しかし、搭載されるOSのバージョンは、現在のスマートフォンと比較すると大きく出遅れています。
となると、スマートフォン向けに開発したアプリが、そのデジタルサイネージでは動作しない可能性があるわけです。
同じAndroidなのに、同じアプリが動かない。
そうなれば、別途開発や改修が必要になるかもしれません。
開発会社の立場からすれば、これは大きな問題です。
私が期待するのは、スマートフォンでもデジタルサイネージでも、同じアプリが同じように動作すること。
それが実現できて、ようやく私の頭の中にあった価格に見合う商品価値になるのです。
つまり、昨日の「5倍」というのは、単に値札を見て高いと騒いだわけではありません。
商品価値は、見る人の立場によって大きく変わる。
デジタルサイネージを広告表示装置として購入する人と、アプリケーションの動作環境として評価する私とでは、求める価値が違って当然です。
売る側が決めるのは価格。
買う側が判断するのは価値。
昨日の「5倍」発言の真相は、そういうことなのであります。
以上、爺さんの一言二言三言でした!(笑)

