運命の日。ぽぽまる、恐怖の動物病院へ…。
朝の散歩。
ぽぽまる君は今日もノリノリだった。

いつものように元気よく歩き、
車に乗ってのお出かけにも大喜び。

彼は車で出かけるのが好きだ。
この時はまだ、自分に待ち受ける“運命”など知る由もない。
しかし――
車がある場所へ近づき始めた頃から、様子がおかしくなった。
ソワソワ…。
モゾモゾ…。
定位置から降り、身を隠そうとし始める。
そして彼は見てしまった。

あの恐怖の看板を…。
そう。
動物病院である。
「ま、まさか…!」
ぽぽまる君の全身が小刻みに震え始めた。
だが、時すでに遅し。
強制的に病院の中へ連行される。
そして、美しい女医さんの手には一本の注射器。
次の瞬間――
プスッ。

乾いた音とともに、針が身体へ突き刺さる。
その瞬間。
打たれた箇所から、強烈な痛みと電流が一気に脳天まで駆け上る。
「ぎゃああああーーーーっ!!」
…という叫び声が病院内に響き渡ったとか、渡らなかったとか。

気を失いそうになりながらも、なんとか試練を乗り越えたぽぽまる君。
女医さんは優しくこう告げる。
「ぽぽまるちゃん、良い子だったね。」
「今度は1か月後に狂犬病のワクチンだよ。」
「今年で10歳かぁ。まだまだ元気だから長生きできるね。」
「たくさんワクチン打とうね。」
……などという、恐ろしい会話があったとか無かったとか。
ちなみに、今日の8種混合ワクチンは、ぽぽまる君自身のため。
しかし――
1か月後に待ち受ける狂犬病ワクチンは違う。
もし、どこぞの狂犬病になった犬に噛まれたぽぽまる君が、
いつものように私へ本気噛みを仕掛けてきたらどうする。
破傷風は以前ワクチンを打ったので防げる。
だが、狂犬病は困る。
人間が狂犬病ワクチンなんて、普通打たないからな…。
はははは…。
最後に、
すべてを終えたぽぽまる君は、何事も無かったかのように、いつもの定位置でくつろいでいる。

本当に、お疲れさまでした。🐾
最後に――
ワクチン当日は毎回、
「この世の終わりですか!?」
という勢いで絶叫するぽぽまる君ですが…。
こうして元気に散歩し、
毎日を楽しく過ごせているのも、日々の健康管理のおかげなのだと思います。
皆様の大切な愛犬ちゃんたちも、
ワクチンやフィラリア予防など、どうかお忘れなく。🐾
そして――
1か月後。
再び“運命の日”がやってくるのである…。
