「呼吸のように、ものを生み出してみないか。」

私は昔から、箱根の 箱根彫刻の森美術館 にある ピカソ館 に何度も足を運んできた。

もちろん、パブロ・ピカソ の作品そのものが素晴らしいことは分かっている。

だが、私が本当に凄いと感じたのは、そこではない。

彼の「創作意欲」だ。

しかも、その創作意欲は、気合いを入れて無理やり捻り出しているようには見えない。

むしろ――

呼吸のように、当たり前に作品を生み出していた。

そんな風に感じた。

絵だけではない。

彫刻、陶芸、版画…。

とにかく作る。

生み出す。

しかも90歳を超えてなお、彼は作り続けた。

そして驚くべきは、その作品数だ。

他の有名作家たちと比べても、明らかに桁が違う。

私は専門家ではないので細かいことは語れない。

だが一つだけ強く感じた。

彼は「名作を作ろう」としていたのではなく、

「作ることそのものを愉しんでいた」のではないか、と。

一方、多くの人はどうだろう。

何かを作ろうと思った瞬間、

「この程度じゃダメだ」

「完成度が低い」

「笑われるかもしれない」

そうやって自分で線を引き、結局何も作らないまま終わってしまう。

だが今は違う。

AIという存在がある。

これは極めて大きい。

コードを書く。

UIを考える。

アプリを試作する。

Raspberry PiやArduinoで制御を試す。

昔なら高かったハードルが、今は驚くほど低くなった。

もちろん、弊社の技術者の基本は、自分でコードを書けることだ。

だが、その上でAIを相棒として使うことで、「作る回数」を増やせる時代になった。

これは、ものづくりにとって夢のある時代だと私は思っている。

もし私が、今も現役バリバリの技術者ならどうするか。

毎月と言わず、次々とAIを使ってアプリを作る。

制御系・組込み系の会社として、Raspberry PiやArduinoを使ったものづくりも続ける。

完成品を目指し過ぎない。

まず形にする。

未完成でも出す。

笑われようが、理解されなかろうが、とにかく生み出す。

そして、それを当たり前にする。

筋トレのように。

愛犬との散歩のように。

呼吸のように。

私は毎日ブログを書いている。

実は、もう一つ自分に課していることがある。

毎日一つ、アイデアを出すことだ。

製品じゃなくていい。

完成してなくていい。

ただ、生み出す。

創作を止めない。

それだけだ。

あえて未完成を生み出し続ける。

まるで呼吸をするがごとく、当たり前の行為として、ものづくりを続ける。

私は、そんな生き方をしたいと思っている。

俺ならこうやるけどお前は…。

kimamana-jiyujin-1957

創業50期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2026年年1月21日付けで、同業IT企業システム二コル株式会社の社外取締役に就任いたしました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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