AIは脅威ではない。広げるための力だ
昼間デッキで15分ほど日光浴をした。
まだ真夏ほどの熱さはなく、心地よい時間だった。
こういう何気ない時間に、ふと考える。
最近よく聞く言葉がある。
「AIが人間を超えるのではないか?」
「AGIが実現したらどうなるのか?」
だが、まず言っておきたい。
私はそれを脅威だとは微塵も思っていない。
むしろ逆だ。
AIは、これからの時代において“心強い仲間”になる存在だと考えている。
今もそうだが、未来においてもAIとは共創していく。
ただし、発案者であり、最終的な決定を下すのは、あくまでも私だ。
AIは提案し、広げ、加速させる。
だが、「何をやるか」を決めるのは人間である。
そしてもう一つ、はっきりしていることがある。
AIを使うことで、これまでの仕事の速さと幅は、
想像以上に拡張されるという事実だ。
AIを特別なものとして構える必要はない。
私にとっては、百均に並んでいる便利グッズの一つくらいの感覚だ。
必要なときに手に取り、目的に応じて使い分ける。
ただそれだけの話である。
重要なのは、何を作るかだ。
小さくてもいい。
だが意味のある使い方をするべきだ。
誰にでもテーマや課題はあるはずだ。
それにAIを当ててみる。
そして出てきた結果を、もう一度AIにぶつけてみる。
この繰り返しで、自分の考えはどんどん磨かれていく。
恐れるより、まず触れること。
そして、使ってみることだ。
そんな中、非常に興味深い取り組みに触れた。
安価なマイコンボードを自宅で量産し、
設計図から製造方法まで、すべてを公開するというものだ。
しかも、クローンすら歓迎する。
その思想はこうだ。
「誰が作ったかわからなくなれば成功」
これを見たとき、思った。
まさしく、自分がやろうとしていることと同じだと。
私は、売りたいのではない。
広めたいのだ。
価値は、独占することで生まれるものではない。
使われることで、意味を持つ。
だから最終的には手放す。
誰でも使えるようにする。
それによって、文化になる。
AIは、作る力を加速させる。
そして同時に、広げる力も加速させる。
だからこそ重要なのは、AIが何をするかではない。
自分が、その力を使って何をするかだ。
AIが人間を超えるかどうかは、正直どうでもいい。
私はやりたいことをやる。
そのためにAIを使う。
ただ、それだけだ。
では最後に、問いを一つ。
AIがどこまで進化するかではなく、
あなたはその力を使って、何を広げますか?
