今日は“ついてる日”だったらしい。

今日のラッキーデーは、
古くなった仕事用のリュックを購入することから始まった。

向かった先は、いつものお気に入りのお店。

今年の初めには財布を購入し、
2年前には今使っているリュックを購入した場所だ。

店に入ると予想通り、
高級リュックたちが堂々と鎮座していた。

普通に4万、5万クラス。

しかも店員さんたちが、
「何かお探しですか?」と寄ってくる。

私は思った。

——来たな。

しかし、ここで慌ててはいけない。

私には特技がある。

それは、

“高級店で、安価で機能的、しかも自分好みの掘り出し物を探し出すこと。”

である。

そして今日も、
見事なまでに掘り出した。

11,000円。

恐らくこの店の中で、一番安価な部類だったのかもしれない。

だが私は、このリュックが気に入った。

黒く、無骨で、
外側にはいろいろ引っ掛けられそうなポイントがある。

そう。

これはただのリュックではない。

私の“移動基地”だ。

しかも、このリュック。

どこかで見たことのある目をしていた。

——そうだ。

“ぽぽまる君”と出会った時と同じだ。

その時、確かに聞こえた。

「おい爺さん、早く僕を連れて帰りなさい!」

……。

私は情に流された。

店員さんに向かって、

「これを頂いて帰ろうかな!」

と、どや顔で伝える。

袋も不要。

値札もチョッキンしてください。

その場で背負って帰宅した。

実に良い買い物だった。

だが、今日のラッキーデーはこれで終わらない。

夕方。

突然、息子から電話。

「自転車の鍵を落とした。迎えに来て。」

その瞬間、
私の脳裏には悪夢が蘇った。

先々月、娘が鍵を紛失。

交換費用約5,000円。

しかも、

取り外し代
取り付け代

を別々に請求するという、
なかなかの追撃システムである。

私は急いで家の鍵引き出しを開け、
候補となる鍵を4本取り出し、
息子の待つ場所へ車を走らせた。

しかし——

4本全滅。

相性最悪。

私は背中に悲しみを背負いながら、
チャリを車へ積み込み、息子と帰宅した。

帰宅後。

私は息子に告げた。

「一応、家の中でもう一回探してみろ。」

息子は家へ入っていった。

そして——

1分後。

「……あった。」

どこに?

Gパンのケツポケット。

……。

どんだけ食い込んでいたんだよ。

しかし、冷静に考えてみてほしい。

5,000円浮いたのである。

これはもう、

“美味いものが食える”

という事だ。

私は息子と顔を見合わせた。

そして親子で思った。

「今日は、ついてる日だったらしい。」

まあ、何事も良いように考える。

それが一番である。

そして私は、新しいリュックを眺めながら思った。

良いリュックと出会えた。
鍵交換代5,000円は浮いた。
美味いものも食べられる。

……うん。

やはり今日は、

“ラッキーデー”だったらしい。

kimamana-jiyujin-1957

創業50期目、横浜のIT企業ハル・エンジニアリング株式会社、代表取締役会長の平田達彦です。2026年年1月21日付けで、同業IT企業システム二コル株式会社の社外取締役に就任いたしました。ブログにて色々な情報を発信させて頂きます。「自由人として愉しむ」を基本に生きています。多くの人たちと絡んでいきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。愉しい人と人のネットワークの構築と愉しいものづくりを目指します。

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