灯に誘われて、たどり着いた場所。
今日は、ステンドグラスをいくつか見ていて、ひとつ気づいたことがある。

灯があるものと、灯がないもの。
同じガラスなのに、まったく違って見えた。
灯がないときは、ただの色のついたガラス。
でも、灯が入った瞬間、そこに意味が生まれる。
にじむように広がる光。
やわらかく浮かび上がる色。
そして、そこに現れる空気。
ああ、これは「光」じゃない。
「灯」なんだな、と思った。
この話、一見すると「???」と思われるかもしれない。
でも実は、今自分が進めているあるプロジェクトにおいて、
答えを導き出してくれた、とても本質的な気づきだった。
これまで、形をどう作るかを考えていた。
でも本当に大切だったのは、灯をどう通すかだった。
机の上で考えても見えなかったものが、
実際に見て、感じた瞬間に、すっと繋がった。
デジタルではなく、アナログ。
これは単なる手法の違いではない。
自分の中で起きた、大事な方向転換の瞬間だ。
振り返ってみれば、最初からそう感じていたのかもしれない。
でも、ああでもない、こうでもないと試し続けたからこそ、
ようやく「ここだ」と言える場所にたどり着いた。
灯に誘われて、たどり着いた場所。
あとは、楽しみながら形にしていくだけだ。
