完成ではなく、育てる。
今日はAIとの壁打ちをしていて、自分でも面白いことに気が付きました。(今日もだな^^)

私はAIに答えを求めているのではありません。
考えを育てるために話しかけているのです。
AIが「こういうことですね」と返す。
すると私は、
「いやいや、そうじゃない。」
また話す。
AIがもう一度返す。
「そうそう、それ!」
そんなやり取りを何度も繰り返します。
壁打ちとは、答えを見つけることではありません。
自分の考えを育てることなのです。
そして気付いたのです。
私は展示品も同じように作っているのだと。
作品には一度区切りを付けます。
展示もします。
でも、それで終わりではありません。
展示を見た人との出会いが生まれ、
新しい情報をいただき、
また考え、
また育てる。
だから私は昔作った試作品をケースにしまっています。
「思い出」としてではありません。
来るべき時のために。
今回のHAMARISEの展示でも、以前作った試作品を取り出して展示します。
昔は役目が終わったと思っていたものが、
今になって第1章を語る大切な存在になりました。
「今じゃない。」
そう思ってしまっておいたものが、
「今だ。」
になることがあるのです。
だから私は、なかなか物を捨てられません。
また悪い癖が出て捨てたか?
そんなことを思いながら探すこともあります。(笑)
でも、それで良いと思っています。
私は広い世界を飛び回るタイプではありません。
むしろ狭い世界をぐるぐる回っているだけなのかもしれません。
だから過去と未来がつながりやすい。
考え続け、
動き続ければ、
たとえ途中で遠回りをしたとしても、
きっと少しずつプラスの方向へ進んでいる。
そう信じています。
そして今日、改めて思いました。
展示物は、人と人をつなぐ媒体。
私は作品を見せたいのではありません。
作品をきっかけに、人と出会いたいのです。
だから私の展示は、完成品ではありません。
「育てて、次につなげます。」
その言葉どおり、これからも展示も考えも育てていきたいと思っています。

