巻き込みは“秘密会議”でやれ
私が現在進めているプロジェクトを成功させるために、
“秘密会議”なるものが必要だと感じている。
いや、感じているというより——
やらねばならないと思っている。
普通の会議というものは、どうにも面白くない。
形式があり、時間が決まっていて、
無難な話に落ち着く。
遠慮もある。
本音も出ない。
そして、何も生まれない。
一方で、私がやろうとしている“秘密会議”は違う。
形式はない。
正解もない。
遠慮もいらない。
ただ一つ——
面白いかどうか、それだけだ。
そこで出てきた話は、私は必ず試す。
言われたことは、必ず試す。
否定はしない。
すべてを巻き込む。
これが私の流儀だ。
たった0.1mmの違いで、結果が変わる世界がある。
見た目にはほとんど変わらない部分でも、
ほんのわずかな調整で、全体のバランスが大きく動く。
そして、その違いに気づけるかどうかで、
すべてが変わる。
同じものを作るにしても、
選ぶ手段によって結果はまるで違ってくる。
どの方法が正しいのか。
どこまで攻められるのか。
その答えは、一つではない。
だからこそ、面白い。
こういう話は、正式な会議では出てこない。
秘密会議だからこそ、出てくる。
そもそも“巻き込み”という言葉が良くない。
巻き込むのではない。
一緒に面白がるのだ。
展示会で、よく言われる。
「ハルさん、また面白いものを作ってますね」
ええ、楽しんでものづくりをしていたら、
こんなものが出来てしまいました。
だが——
そろそろこの枠を外に広げたい。
もっと多くの仲間たちと、
一緒にものづくりをしたい。
その一つに、今進行中のプロジェクトも当然含まれる。
会社の垣根を越えた仲間たち。
利害ではなく、面白さでつながる関係。
そこに——
秘密会議なるものが存在する。
そして私は今日もまた、こう連絡する。
「時間ある?ちょっと面白い話があるんだけど…」
来てしまったら最後だ。
大変なことになる。
でも——
きっと、それが一番面白い。
